ビジネスをする人にとって、特に営業マンや経営者に欠かせないのが「名刺」です。
かなり前にホリエモンが、「Facebookがあるから、名刺なんていらないじゃん」。
なんて言ってましたが、今の日本ではまあ必要でしょう。
端的にいうと、名刺の主な役割は次の3つに集約されます。
●顔と名前を覚えてもらうこと。
●次のアクションを起してもらうキッカケになること。
●会社・商品・サービス・人を知ってもらうこと。
もちろんデザイナーでもある僕は、当然この役割をクリアする名刺のデザインを考えます。
でも、そこにとらわれすぎていては、みんな似たようなデザインや内容の名刺になってしまいます。
似たような名刺ばかりになると「ブランド」になりません。
そこで次に登場するのが、「名刺の目的」。
名刺に求められる「役割」は、すべての名刺が同じでも、「目的」はその名刺をどう使うか? ということなので、これは人によって違うこともあでしょう。
つまり、「何のために名刺を渡したり交換するのか」ということ。
これを明確にしてデザインしないと、効果が上がる名刺にはなりません。
『万能な名刺はかえって役に立たない』
なので。。。
僕は名刺のデザインを考える時、目的を明確にしてご提案するようにしています。
さらに、使い方や、渡し方までお伝えしています。
マーケティングツールの大事な1つですから。
名刺の目的を明確にするとは?
「受け取った人にどんなイメージを持ってもらいたいか」。
「どんな行動をとって欲しいのか」。
この2点を明確にするということです。
例えば。。。
「受け取った人にどんなイメージを持ってもらいたいか」。
●何を考えているのかがわかって欲しい。、
●何屋さんなのかをわかって欲しい。
●何が得意なのかわかってほしい。
●人となりをわかって欲しい。
例えば。。。
「どんな行動をとって欲しいのか」
●ブログを読んで欲しい。
●ホームページを見てほしい。
●メールを送って欲しい。
●電話をかけて欲しい。
●お店に来てほしい。
●無料サンプルを取り寄せて欲しい。
●キャンペーンに応募してほしい。
。。。きりがないけど、こんな具合です。
上の写真の名刺の場合。
「受け取った人にどんなイメージを持ってもらいたいか」。
●オシャレなイメージ。
●「ニアウ+ナリタイ=イマノジブン」という、スタイリストとしての主張。
「どんな行動をとって欲しいのか」
●QRコードでホームページを見てほしい。
というように両方とも明確です。
ということで。。。
「受け取った人にどんなイメージを持ってもらいたいか」。
「どんな行動をとって欲しいのか」。
この2つを明確にした名刺を創って、アナタのビジネスに役立てて下さい。